エルデネトはモンゴルで2番目に大きな都市ですが、その理由の一つが銅山です。
銅鉱山の労働力として多くのロシア人が住んでいたことでも有名ですが、現在はロシア人の住民は減少しています。
この銅山は採掘場が観光客に解放されているという情報があり、行って見ることにしました。
エルデネト鉱業について

エルデネトの街
エルデネトの銅山採掘場は、アジアで最も大きな規模です。エルデネト銅鉱山で働く人は、8,000人と言われており、これは街の人口の10%に相当します。
採掘場への行き方

エルデネト、スポーツスタジアム。ここから銅鉱山息のバスが出ると聞いた。
採掘場は町の東、約6-7km離れた場所に位置しています。
毎朝7時半ごろ、ここで働く人の通勤バスが、町の中心にあるスポーツセンターから出発します。これに乗車すれば、採掘場まで行けるということでしたが、残念ながら私たちはどのバスがそれなのか分かりませんでした。
タクシーで採掘場ゲートへ

エルデネト鉱業行きのバス。後から撮影したもの。
バスを見つけることができなかった私たちは、結局タクシーで向かうことに。ゲートまで5,000トゥグル、道が混んでいたので、約15分程度かかりました。
現在見学不可能

エルデネト鉱業のゲート。パスポートの提示が求められる。
ゲートに着くと警察官がいて、パスポートの提示を求められました。そのあとその警官は何やら電話をかけ、誰かと話をしています。
受話器を渡され、「採掘場を見学したい」と告げると、英語で現在は観光客には解放していないと説明を受けました。
2週間前にレターで見学許可申請

エルデネト鉱業、会社ビル。
話によると、昨年会社の体制が変わり、ポリシーにもっとも変更があったとのことです。
以前は、モンゴルとロシアの合資会社が運営していましたが、現在は100%モンゴル人が経営しており、採掘場の見学には最低2週間前にレターを書き、ダイレクターの許可を取る必要があるそうです。
私たちが今回2週間もの時間がないため、見学はあきらめることにしました。
フレンドシップモニュメントから見える採掘場
ちなみに、この町のビューポイントとなっているフレンドシップモニュメントからは、その規模の大きさを垣間見ることができます。
この町の経済を支えている銅鉱山の見学はできなくて残念でしたが、モンゴル第2の都市として、訪れるに値する町です。
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