旅行の目的は人それぞれです。旅行の目的によって、旅のスタイルも変わってきますよね。私が選んだのは、バックパッカーという旅のスタイルですが、バックパック旅行の魅力についてお話しします。
バックパッカーデビュー
私の初めての海外旅行先は、フランスでした。パリとニースを女友達っと二人で旅行したのが、バックパッカーとしての始まりです。つまり、初めての海外旅行からバックパッカーだったわけですね。
当時、私はバックパッカーというものを知らず、そのとき一緒に旅行した友人に教えられました。彼女は、以前からバックパッカーにあこがれていたのでしょう。
小さなバックパックに荷物をつめるコツを、二人で研究しました。全体で2週間の滞在でしたが、宿泊先は最初の2泊だけ予約してあとは現地で飛び込みで探すことにしました。
バックパック旅行に取りつかれる
その初めての海外旅行で、バックパック旅行の魅力に取りつかれ、現在にまで至っています。
バックパック旅行の良いところは、まず荷物の安全を気にしなくて良いこと。厳密に言えば、背中に背負っていても、バックパックをカッターで切られたりして荷物を盗られる可能性はゼロではありません。
しかし、街中でちょっと地図を確認したい時にも、スーツケースを傍らに置いて地図を広げるよりは、はるかに安全です。
荷物を極力小さくしたので、フットワークも軽いです。飛び込みで宿を探すのも苦になりません。
荷物が軽いので、観光やあちこち動き回ることに、積極的になれます。
バックパック旅行というのは、自由度がはるかに大きいんです。
バックパッカー女性ひとり旅の魅力
そのうち、自分一人でバックパック旅行をするようになりました。一人だと、相手に気をつかわなくていいので、ますます自由になれます。
反面、責任はすべて自分で負わなくてはいけません。切符の手配も、宿の予約も、すべて自分しか頼る人はいません。その分、自立心が養えるとともに、何か不都合があったら自分の能力が至らなかったと納得することができます。
ドミトリーの魅力にはまる
バックパッカーというのは、できるだけ旅行にかかる費用を安くして、その分長期滞在したいものだと思います。
旅行の滞在費をおさえるために、私はドミトリーを利用するようになりました。
いざ使ってみると、ドミトリーはとても使い勝手が良く、安全でもあることに気付きました。もちろん、これはゲストハウスにもよります。
何よりも楽しいのは、ドミトリーで他の旅行者とふれあうことです。たまたま同室になった世界中からの旅人と仲良くなり、いっしょにご飯を食べに行くこともあります。
最近は、フェイスブックのような便利なものがあるので、ドミトリーで会った他の旅行者と、わかれた後も連絡を取り合うことも容易になりました。
バックパッカーは自立と自己責任
このように、バックパック旅行の魅力に取りつかれたわけです。そして、今でも現役のバックパッカーです。
スーツケースで旅行することもありますが、やはりバックパッカーの方が私には向いているようです。
その楽しさは、経験してみなくてはわかりません。バックパック旅行は単なる貧乏旅行でも冒険旅行でもありません。
バックパッカーとして旅をすることでより自由になれる一方、自己責任ということが付きまといます。
私はバックパッカーですが、危険な場所にはいきませんし、違法なことにも手を出しません。
自律心と自己責任でもって、みなさんもバックパック旅行を楽しんでもらいたいなあと思います。